やるなら今!メリットいっぱいの男性看護師

女性看護師よりも男性看護師が有利なのはどこ?

男性のほうが有利な点

男性のほうが有利な点
LINEで送る
Pocket

男性看護師を求めているところは多い

「男性看護師の就業環境に関する認識と実際」の調査によると、男性看護師が向いていると答えたのは「精神科(約72%)」「手術室(約63%)」「救急外来(約60%)」「集中治療室(約50%)」「整形外科(約48%)」でした。どの診療科も夜勤が多く、緊急の判断が必要なため、体力や精神力が必要です。なぜそれらの診療科で男性看護師の需要が高いのかを詳しく見ていきましょう。

需要が高い理由

「精神科」には大きな声を上げたりものを投げたりする患者さんもいます。不安定な状態の患者さんを抑えるのも看護師の仕事なので、体力のある男性看護師が求められています。
「手術室」はとにかく体力が必要です。小さな手術であれば1時間程度で終わりますが、大きな手術となると10時間以上かかりますし、急患が運ばれてきて手術になることもあります。長い時間集中しなければならないのでかなりの精神力と体力が必要です。
生死を左右するような状態の患者さんが多く運ばれて来る「救急外来」ですが、一瞬で判断しなければならないことも多いため論理的に冷静に考えられる男性看護師が向いています。また、患者さんは時間を問わず運ばれてくるため、スタミナ切れにならないように体力も必要です。
「集中治療室」にいるのは予断を許さない状態の患者さんばかりです。いつ状態が急変するか分からないため常に緊張した状態ですし、夜勤やご家族への対応もあるので精神的にも体力的にもタフでなければ厳しいでしょう。
「整形外科」は、元気はあるものの自力で動くことが難しい患者さんばかりなので、ベッドから起こしたり車いすに移乗したりと看護師が介助する場面もたくさんあります。そのため、女性看護師よりも力のある男性看護師に適している職場です。

男性患者さんからのニーズも高い

ケガや病気などが原因で、自力でシャワーに入れない患者さんは看護師が身体を拭いたり介助したりしますが、そのような介助を女性看護師にしてもらうことに羞恥心を感じる男性患者さんもいます。特に思春期の男の子にとっては人一倍恥ずかしく感じてしまうので、そのような場面で男性看護師がとても歓迎されています。

男性看護師は出産や育児に左右されにくい

女性の場合、結婚や出産で働き方の変更を迫られることも多いのですが、1度離職してしまうと復職するのが難しくなったり再就職できても給与やキャリアに大きな差がついてしまったりします。ですが、男性看護師は女性看護師のように仕事を離れなければならないほど大きな影響を受けるわけではないので、ひとつの職場で長く働くことが可能です。ブランクがない分、キャリアアップのチャンスも多く訪れるため、女性看護師に比べて順調にキャリアアップの道をすすめます。

特に注目されている記事

  • 動向と現状を知る
    増加している理由

    看護師の職場と言えば病院やクリニックが思い浮かぶかもしれませんが、高齢化の影響により介護施設での需要が伸びています。また、体力のある男性は夜勤や休日出勤などの回数を増やすことで収入をアップさせることも可能なので、高収入を目指して看護師という職業を選択する男性も増えています。

  • 活躍できる環境とは
    転職エージェントを活用して新しい職場へ

    もっと活躍できるところへの転職を考えているなら転職エージェントを利用してみてください。転職のコツはインターネットや書籍でも見れますが、看護業界は独特なので型通りの対策だけでは不十分です。ですが、病院の内情に詳しく業界に精通している転職エージェントなら適切なアドバイスがもらえるので確実に内定の確率がアップします。

  • 男性看護師の悩み
    女性が多いので人間関係にコツがいる

    看護業界は女性が多く、ひとつの職場に男性看護師は数えるほどしかいません。ここでは女性の多い職場で男性看護師がトラブルなく人間関係を築くコツを紹介します。女性が多いからといって必要以上に意識してしまうと男尊女卑のような態度を取ってしまいかねないので注意しましょう。誰に対しても平等に接することが大切です。